2021年第2回 英検準1級合格

4度目の正直、英検準1級合格

2021年の10月に4回目となる英検準一級を受験した。2018年6月に2級を合格して以来3年半近くかかってしまった。
受験時の手ごたえは、ペーパーテストに関しては前3回と比べ格段に良かった。合格までの過程と重要だと思った点について、振り返ってみる。

 

1. 初回~3回目受験時の英語レベル

1回目と2回目はリーディングセクションで最後まで終わらず、且つ内容理解もあいまいだった。
3回目はリーディング、リスニングは辛うじて合格レベルに達したが、ライティングでつまずき(前回も)、合格ならず。
合格に至るには、以下が足りないと感じていた。

 ①ライティングが良くなかった事。
 ②文法不足によるリーディングの理解不足。
 ③単語力(イディオム含む)の不足。

 

2. 合格レベルに達するために行った勉強

先ずライティングについて、これまでライティングを一番に勉強してきが、初回470点~3回目540点ということで大きな伸びが見られなかったため、基礎をやり直す必要があり、ライティングの勉強は省いた(試験前は過去問を解くプロセスの中で過去問分の回数は行った)。

 ①文法の学びなおし

文法を一通り学びなおした。というよりも3回目受験まで、しっかりと英文法を学ばずにここまで来てしまったので、1から文法を学ぶことにした。使用した教材は「キク英文法」※1で、これを2周した。その後はテキスト等で1行ずつ細かく文の構造を確認しながら読み進めた。                           ※1英語学習用書籍のレビューと感想

 ②単語力の強化

テキストを読み進める過程で、わからなかった単語、イディオム、構文をメモし、何度も見返した。また、「出る順パス単」のアプリを使って、単語を見る回数を増やすことで、少しずつ語彙力の蓄積を行った。
さらに、「単語帳メーカー」というアプリで似たような単語、イディオムのグループ分けをして、都度確認するようにした。

ごく当たり前の勉強だが、やはり何でも近道はなく、地道に少しずつ積み上げていく他に上達はしないんだと改めて感じた。

 

3. 合格に重要だと思う点

 ①語彙力

当然のことだが、単語は英文の最小単位の構成部品なので、意味が分からないと、全体の文の意味理解ができない。準1級では読むスピードも要求されるが、どちらかといえば精読重視であることと、パート1は単語テストなので、語彙力があれば高得点につながると言える。

 ②ライティング

色々なYouTubeやテキストでも言われているように、ライティングパートの点数比重が大きい。8割(637/750)ほど取れれば合格に一気に近づく。知り合いの先生はライティング満点、リーディング・リスニングは4割程度で英検1級に合格しているほど。つべこべ言わずテキストに沿って書くようにすればいいのかもしれないが、アイディアの出なさと不自然な英語の使い方でライティングはいつまで経っても書けない。

 

4. 合格後の感想

合格してみて感じたことは、英語を勉強し始めた当初に想像していたような、”英語ができる人”にはまだまだなれていない。この為か、頑張って勉強して合格した準1級についても大した達成感は感じなかった。達成感というよりは、ひと段落した安堵感のようなものの方が大きかった。

もう一つは、英検準1級範囲の単語は、英語ニュースや記事でよく使われているなと感じた。海外ニュースの報道時に、政治に関すること、事件・事故、面白ハプニングニュース等、内容にかかわらず知っている単語が増えたことに気付いた。この点においては勉強したことが有用だと思う。

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